ITコンサルティング企業としてのブランド価値を高める「ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング」のオフィス戦略

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株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング
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株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング 代表取締役社長 杉山健 氏

流通や商社など各業界のリーディングカンパニーをクライアントにもち、企画立案から保守運用まで総合的なシステム開発を手がけるビッグツリーテクノロジー&コンサルティング

2002年の創業時より顧客のビジネスを支え実績を重ねてきた同社は2015年、2倍の面積に拡張した神谷町のオフィスで新たなスタートを切った。
新社屋のノアビルは、同社のほか在日フィジー大使館や音楽映像大手ポニーキャニオンの子会社などが入居し、黒い円筒形の外観が目を引く街のランドマーク的存在。3階エレベーターを降りた先には強いインパクトを与えるオフィス空間が広がる。
同社が第二次創業期と位置づける転換期のなかで行われたオフィス改革。移転から約1年、オフィス投資に込めた思いを代表取締役社長の杉山健氏に聞いた。

なぜオフィス環境に投資したのか

現社屋に移った2015年は、移転のほかにも社名変更、新部署設置や人事制度刷新などさまざまな変化があった。同社が次のステージへと舵を切った転換期、オフィス環境に投資した背景とは。

――2015年6月にオフィス移転された理由から聞かせてください。

杉山
移転の大きな理由は会社の規模が拡大したためです。ここの前の六本木のオフィスは業容拡大に伴い複数のフロアを借りていたのですが、オフィスが手狭になってきていたし、社員間のコミュニケーションやマネジメントのしやすさを考えるとバラバラのオフィスよりワンフロアにまとまっているほうがいいよねと。それで広さも2倍ある現在のオフィスに引っ越しました。

――移転と同時期に社名変更もしていますね。

杉山
移転した6月、旧社名であるビッグツリーキャピタルから、「テクノロジー」と「コンサルティング」という、うちの両軸となる強みを明確に打ち出した現社名に改称しています。
仕事も人材もゼロベースからコツコツ積み上げてきました。営業部門をもたずに口コミで仕事を広げ、採用面では極力コストをかけずに知り合いをたどって人材を集めたりしながら少しずつ成長してきましたが、いろいろなお客様との仕事が広がるなかで、より積極的にリクルーティングする必要性や新たなリーディングカンパニーとの出会いを求める気持ちが強まってきました。
また、新事業部の立ち上げや札幌オフィスの増床など会社全体として次のステージへ進む転換期、いわば第二次創業期を迎え、いただいた案件一つひとつを最高のものに仕上げていくというそれまでの考え方から、もっとうちの社名やブランドイメージを日本のSI業界に向けて発信していこうという考え方に変わっていきました。そうしたコーポレートブランディングに対する意識の高まりが、社名変更やオフィスへの投資につながったともいえます。

――オフィス投資はブランド戦略のひとつだったと。
杉山
はい。以前のオフィスは、エレベーターを降りるとすぐ目の前に呼び出し用のインターフォンがあったり、創業時に購入した会議室用の折り畳みテーブルを買い足しながら使っているようなところでした(笑)。当初はオフィスを飾ることにあまり意味を感じていなかったんです。
けれども、新しいお客様や入社を希望してくれる人たちには、そのままのオフィスでは一流のお客様のプライム案件を手がけている僕らの実力は伝わりにくいだろうと。社員に対しても、たとえば前職の仲間や友達がうちの仕事に興味をもってくれて話を聞こうとやって来たときに、恥ずかしい思いをさせたくないという気持ちもありました。
だからここは、僕達がただのプログラマではなくコンサルティングを含めたトータルサービスを提供し、安売りしないブランド力をきちんともっている企業であることが伝わるオフィスを目指しました。
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代表取締役社長 杉山健 氏

新オフィスのコンセプトとこだわり

空間を贅沢に使ったウェイティングスペースで来客を迎え、ライトに照らされたガラスのパーテションのなかの会議室へと導く。自社ブランドの価値訴求という役割を兼ね備えたオフィス空間のコンセプトとは。

――オフィス空間のコンセプトについて聞かせてください。
杉山:コンセプトはパワーを感じさせるオフィスです。とにかく初めて来た人達をアッといわせるような空間にしたかった。
空間づくりには創業者のこだわりがかなりつまっています。たとえば会議室は海外ドラマの24(TWENTY FOUR)に出てきたオフィスの影響を受けて「会議室のガラスのパーテションは垂直ではなく斜めにしよう!」と。移転が決まってからはあちこちのショールームをまわったり、食事先のレストランやら気に入った空間写真をいろいろ撮り貯めていたようで、僕もずいぶん相談されました(笑)。

――特にこだわった空間はどこですか?
杉山
やはりガラスのパーテションが続く会議室、それと広さをたっぷりとったエントランスですね。会議室は4つあり、1室はテレビ会議専用につくりました。札幌にあるオフィスとの打ち合わせに使うだけでなく、今後拠点を増やしていくうえで設備を整えたかったので。一番広い会議室は隣接する会議室とつなげれば50名を超える大人数が収容できるため、企業説明会や全社員向けに月2回実施している社内研修、外部の有識者を招いたセミナーなどを開催する際にも使っています。

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オフィス環境変革後の変化や反響

要求されたシステムをただつくるだけでなく、コンサルティングを含めた形で顧客の期待値を超えるソリューションとして提供するには、社内に蓄積された知恵と経験をいかに共有し仕事に活かすかがカギとなる。社員間のコミュニケーションを生み出す仕掛け、働き方などについてうかがった。

――新しいオフィスでコミュニケーションや働き方に変化は生まれましたか?

杉山
オフィスを1フロアに集約するにあたり、コミュニケーションツールとしてオフィスをどう使っていくかを考えました。フロアが分散していると同じ会社にいながら顔も合わせず働くような状態になりがち。とはいえ、1フロアにしたからといって、約200人が働く会社で互いに毎日顔を合わせるのは難しいものがあります。そこで執務スペースに入る手前、誰もが必ず通る動線上にリフレッシュルームをつくりました。テーブルやソファを置き、誰もがいつでも休憩したり話したりできるスペースです。
セミオープンタイプの喫煙ブースもこのなかに設置しました。僕も吸いますがうちは喫煙率が高めで、以前のオフィスでもビルに併設された喫煙室でいろいろ情報交換することが多かった。ここではセミオープンにしているのでブースのなかにいる喫煙者同士だけでなく、ブース外にいる非喫煙者とも会話ができます。でも煙は外にもれない。毎月の維持費だけでも喫煙ブースにはけっこうコストを掛けていますね(笑)。
また、システム関係の書籍や雑誌のほか、筒状のラックには僕や役員が推薦するビジネス本なども並べて自由に読めるようにしています。

 

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――リフレッシュルームが社員間のコミュニケーションを促したり知識を蓄えるうえで効果を生んでいるわけですね。

杉山
はい。システムの仕事をしているとどうしても自席でプロジェクトにこもってしまいやすくなります。リフレッシュルームがあることで自分のプロジェクトチーム以外との雑談も増え、雑談のなかから仕事の知識共有も図れているようです。そういうところは以前よりもよくなったと思いますね。

――リフレッシュルームでイベントをするようなこともありますか?
杉山:特別に決まったイベントがあるわけではないけれど、自然発生的に、たとえば土用の丑の日には社内メールで希望者を募ってウナギの弁当を注文して皆で食べたりしています。我々が担当させていただいているお客様のシステムとかで注文したりしています(笑)。

テーブルのうえには出張や帰省時のお土産などなにかしら食べ物が置かれているから、人も集まりやすい。社員は30代中心、役員も30~40代と年齢が近いこともあってよくリフレッシュルームでしゃべっています。

――執務スペースは見通しのよいフラットな空間です。社長や役員の個室はないのですか?

杉山
ありません。ちなみに僕は一応自分のデスクはあるのですが、それぞれのプロジェクトチームに空いている席があれば、そこに座って仕事することもあります。状況認識のためというか、忙しい状態を気にかけているよ、ということを態度で示せればと。本当に忙しいときだけそばに行ったりするのはちょっとイヤらしいから(笑)、あちこちたまに訪れる感じです。といってもこちらから特に口を挟んだりはせず、基本的には自分の業務をしているだけですが。

――先ほど拠点を増やす考えがあるとのお話がありましたが、最後に今後の展望などをお聞かせください。

杉山
国内では現在、札幌オフィスに開発センターを構えています。このほか向こう3年の間にベトナムなど海外にも拠点をひろげてグローバル化を図りたいと考えています。
ちなみに先ほど話したテレビ会議室は、ウェイティングスペースから見て一番手前に配しているのですが、実はこの配置には、奥の会議室を使うお客様にも通りがかりにテレビ会議をしている雰囲気が伝わることで、ビジネス拡大につなげられればという隠された狙いもあるんです(笑)。人材としてはやはり向上心のある野心家にきてほしいですね。

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福利厚生:ここがビッグツリーテクノロジー&コンサルティングらしさ

システムづくりの枠を超え、最上流のプロセスからスタートするプライム案件を数多く手がける同社。顧客が望む結果へと導くビジネスパーソンを育てるために教育体制を充実させている。
新卒者に対してはITを基礎から学ぶ2-3カ月間の教育研修を実施。全社員に向けては月2回業務時間内に、システム構築のほか、コンサルタントに必要なロジカルシンキングやネゴシエーション能力、コミュニケーション能力などパーソナルスキルを多角的に引き上げるための社内研修を幅広く用意。外部有識者を招いてのセミナーも不定期で行い、自ら進んで学び、活躍のフィールドを広げる人材の育成に注力する。

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企業情報
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  • 会社名 株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティング
    URL http://www.bigtreetc.com/
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